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出世              [才蔵]


 大分の教員不正採用では 「汚れ役をやれば将来 偉くなれると思った」 というコメントが聞かれてくる。 また民主党・長妻氏によれば、役人は野党の要求に従って資料を出せば後々の出世がなくなると考え、天下りポストを増やせば評価され出世するという。 民間の大企業でも問題が起こって出てくるトップは、いったい何が評価されて出世したのかと思わせる。

 いま日本の出世がおかしいのだと思う。 社会の上層にいる者達は おかしな理由で出世している。 教員採用で 合格点に達していた者が不採用になったのと同じく、本来その地位にいるべき人物がはずされている。 どこでどうなっているか、恐ろしい気もする。 負け組み だろうか。

 おかしなメカニズムで出世した人間が、強者としてさらに自らに都合のいいように持ってく。 これに歯止めが効かなくなってるのが現状だ。 富の分配、公平公正な社会を作るというのは、まず第一に政治に求められる事で、その実現の前提として公僕たる公務員つまりは行政を使いこなさなくてはならないのだが。 現政権にはこの力というか気もなく、行政が腐るにまかせて来た。 



北朝鮮              [才蔵]



  レーニンや毛沢東の息子が歴史の表舞台に出て来た事はないが、この北朝鮮の金日成(イルソン)は当たり前のように息子の金正日(ジョンイル)に権力を継承し、今度はまたその息子に後を継がせようとしているらしい。 金王朝三代目である。 この一点だけを見ても北朝鮮という国がいかにおかしな国なのかがよく判る。 

 世襲で階級が維持される社会。それを革命でぶち壊し、平等な社会をもたらそうとしたのが共産主義ではなかったのか。 それなのに、旧ソビエト共産党や現中国共産党の特権階級を生み出す矛盾。 さらには独裁権力の世襲というソ連・中共でも分別を見せた禁じ手を、北朝鮮はなんと三代に渡って行おうとしている。
 自国民に対する恐怖政治、わが国民に対する拉致、等々。この国の嫌悪すべき問題は、まことに枚挙に遑(いとま)がない。 北朝鮮という醜悪な国家体制は、一日も早く世界から消え去るべきだ。

 しかし今回、またもこの三流共産主義国はミサイルの発射実験を行った。 見るべき技術も産業も無いこのような国が、なぜ核爆弾やミサイルを開発できるのか? それは他国の援助があるからだ。 北朝鮮の国家体制がこのまま続いてくれた方が都合が良い国がある。

 中国は北の一番の援助国であると聞く。ロシアもよく庇(かば)う。この二者の了見はおかしい。 しかし少し斜めから見てみたい。 例えば、この世から虫歯が一本も無くなったら歯医者は困る。 ネズミ退治に完璧に成功してネズミがいなくなったら、駆除の業者は商売上がったりだ。 もうひとつ。 多額のおもいやり予算を負担し 国中に米軍基地を抱えている状況や 防衛費の増大に疑問を投げかけると、決まって返ってくるのは 「北の脅威」 に対してはどうするのか? という答えだ。 

 北の脅威 とは 虫歯、あるいは ネズミ ではないのか?  
 
 心底、 北の体制の消滅を希望しているのか?



資本主義の敗北              [才蔵]


 世界経済にはうといが、ネットによって24時間どこからでもどこかしらの市場で取引が出来、お金には国境がなくなっている。と解釈している。 そして株だけでなくさまざまなものが相場になり、巨大なゲームがエスカレート。 情報と同じ速さで巨額の金が一瞬に動く。 これはすぐにも手を付けたほうが良い。 金融は経済のてっぺんで薄皮のように存在するもので、こんなに肥大するもんじゃない。 金融工学などというものが一人歩きしてはいけない。 
 金融経済に対しまともな経済の事を「実体経済」というがその反語は「虚の経済」だろう。 虚に実が支配され、一部の国の一部の者が大儲けをする世界のありようはおかしい。 

 90年代に入ると早々に共産主義が事実上壊滅し、資本主義の完全勝利であるかに言われたが、その後の十数年で起こった事を見れば資本主義もまた敗北したと言えるのではないか。 



大嫌いな日本人              [才蔵]


 日本のおやじ。おっさん。 とぼけて、するっと言い逃れて。 小ばかにして、尊重するふりして。 損得の計算だけは異常に聡い、 徹底したリアリスト。 そんな日本人が大嫌いなんだ。

 この頃の自民党は、そんな日本人を体現してるように思う。 政治家などというものは、大なり小なりそんなものかもしれないが、この非常時においても自分達の都合だけをあくまで貫き通そうというその姿勢は、許されるものではない。

 日本民族は今、大きく成長しようとしている。 もはやそのような姑息な手段で政権を維持し続ける事など、出来ない。




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 石橋家 と 鳩山家              [才蔵]


 鳩山氏のもう一方の祖父は、ブリヂストン創業者の石橋正二郎である。 この石橋正二郎氏は、男子は一人しかもうけず、あとは女子で鳩山、成毛、郷、石井と嫁いだ。 旧軽井沢、鹿島の森の向かいに石橋一族の別荘地が在る。 今はどうか知らないが70年代後半の話、雲場池の東側に広がるその敷地にはテニスコートがあり、端にはブリヂストンの宿泊施設があり。広い敷地に点在する各家の別荘の間には、手入れされた芝生と木立ちが広がっているだけで垣根が無かった。 住み込みの管理人が居て、一族の別荘地を面倒見ていた。

 日本の上流階級を絵に描いたような一族である。 祖父・石橋正二郎は、莫大な株券を子にはこれだけ、孫の男にはこれだけ、孫の女にはこれだけと比率を決めて贈与していた。 
 70年代後半は週刊誌に高額所得者が発表された。 そこに石橋家の孫たちは名を載せていた。 株の売買益では無く、「配当」 だけで孫の女子は1700-2000万円ほど。男子はその倍、3500-4000万円ほどの年収があった。

 鳩山さん本人ではないが、同じ孫という立場の人に当時 聞いた。 母と兄弟、それに父の所得を合わせると一家で年収一億を軽く超えるが、配当金については石橋財団というところに一旦プールされていて自由にはならない。彼の立場では必要に応じ申請しておろしてもらう 、といった話だった。 大学時代のこのもう一人のお孫さんは、心根の優しい、愛すべきまともな人だった。 きっと今もそうだろう。 由紀夫、邦夫の両氏については知らない。



高度成長が始まってから              [才蔵]


 我々の知るかつての日本。 高度成長が始まってからの日本は、なかなか居心地のいい社会だったのだと思う。 目標が有って、がむしゃらにやれる。 「いままでどうだったか」、「みんなどうしてるか」 でなんとかなった。 

 安田講堂が落ちて、学生運動が収束してからは本当に政治や社会のあり方について国民は何も言わなくなった。 もっともこの学生運動も共産主義などというものにたぶらかされたのだから、かなり危うい。 赤軍「よど号」ハイジャック犯が北朝鮮に向かった事で、その危うさがよく分かる。 

こんな説がある。 

 ・我々日本国民、大衆は。共産主義、ソ連はじめ東側世界から国を守る為に、米の意向に沿い、自民党政権を長年受け入れた。 だからソ連崩壊後、国民としては必ずしも自民政権である必要は無くなった。 
 ・実際 、ソ連崩壊直後の1993年には何ヶ月かながら非自民の細川政権が成立している。 しかしすぐに、あろうことか社会党と連立しその党首・村山を総理に立てるという奇策で自民党は政権に返り咲く。
 ・80年代、バブルとお笑い軽薄短小で骨抜きにされていた日本国民は、その後 結局いまの今まで自民党という政権を受け入れ続けている。 
 ・小泉政権の登場で、その衆愚政治の手法は極みに達した。 しかしそれが国民にとっては幸いなことに彼らを思い上がらせる事になり、いまや とんと浮世離れしてしまった自民党の姿を天下にさらしている。 



普天間 問題              [才蔵]


 普天間の問題が大きく取り上げられている。 例の民主党マニフェストが発端と思うが、県外、国外と揺れて。 5月決着と言質を鳩山首相自ら口にし。 いよいよ、連日ニュースを賑わせている。 
 しかし、少し引いて見た方がいい。 この問題は 普天間 というあまりにも危険な基地を無くそうというのが動機だ。 とにかくここは無くして欲しいと。 いま その代替地を日本が血眼(ちまなこ)で探し回っている状況が、どうもよく分からない。

 異常に多く沖縄に居続ける 在日米軍基地 が、少しでも縮小される世界が、 より いい世界に決まっている。 海兵隊のための基地だというが その海兵隊の必要性から始めて、普天間基地ひとつの機能でも 他の既存基地では決して吸収できず 新たな基地が必要だということを、あちらがこちらに説明し説得するものなのではないかと思ってしまう。 

 北朝鮮の金王朝 が崩壊した時に北の核を確保する為にあると、大真面目に米軍の偉い人が言ったと聞くが、本当だろうか。 なぜこれほどまでの規模の基地が必要なのか、マスコミも もっと世論に問うべきではないのか。 

 沖縄にこれ以上の新たな基地は作れません。 では沖縄以外の土地で新たな基地を受け入れる所があるかと探しましたが、どうやら残念ながらそれもありません。 そもそもの話に立ち戻り恐縮ですが、普天間ひとつの機能を新たな基地建設で埋め合わせしなければならない理由が我々はよく分かりません。 分かり易く説明してもらえないでしょうか。 と米国にたずねてみたらどうだろう。 

どうも日本の国民はそちらが思ったより賢くなって来ているようなので、
説明のしがいはあると思いますよ。
  



金が決める世の中              [才蔵]


 確信はないが、民主党のNo.1とNo.2が、そのまんま金集めのNo.1とNo.2だったと言うことらしい。 選挙と組織内の地位を得る為には、金が必要らしい。 それもそうかもしれない。 金が何でも解決する世の中で54年に渡る長期政権、永久政権ではないかと思われたあの自民党に勝つには、金も必要だっただろう。 

 しかし時代は変わる。 我々も卑近な損得で投票すべきでない。 自民党政権を打倒するという事で期待したが、マニフェスト通りの給付を期待し投票した人はどれだけいるだろう。 いるならその議席は余分だ。 また、組織票というのは、民主主義の原理運動では許されない。 民一人一人が主として投票を判断するべきで、組織票を認めていたら、組織格が投票するということになってしまう。  まず企業団体献金の禁止と、次に政教分離だ。



 アメリカ と言えば              [才蔵]

 

 Grand Funk Railroad が生まれた国だ、アメリカを嫌いな訳がない。 The Beatles も、Led Zeppelin も、King Crimson も。 そこら全ての音楽が、アメリカが無ければ存在しなかった。 クーラー、冷蔵庫、車。。。 世界中がアメリカ文化を受け入れている。 この コンピューター ・ ネット も、アメリカ生まれだ。 

 それらをよく認め、最大限の敬意を払いつつ。 この日本から、もはや軍事ではないでしょう、と申し上げたい。 経済でこれだけお互いがんじがらめになっているのだから、もうその土俵はやめませんか。 すぐには出来ないけれども、ちゃんと目指しませんか。
 
 そして、我々の文明が知らずにやってしまっていることを、新たな真の 脅威 ととらえて、ちゃんと知ろうとしてそこに向き合いませんか、と言いたい。



 不快指数              [才蔵]


 不快指数というのがあった。 最近、とんと聞かない。 1957年にアメリカで考案された、気温に加えて 湿度 の度合いにより人の感じる 不快感 を、数値化したものだ。

 在日米軍が日本の「高温多湿」と言われる暑さに閉口して編み出したものか などと、「不快 / discomfort 」というネーミングで空想も膨らむが。 同じ気温でも、湿度によって体の感じる 「きつさ」 は大きく異なる。 

 「暑いけど カラッとしているので、耐えられない暑さではなかった。」
 
 「気温は同じくらいなのに、日本の方がいやな暑さです。」
  
    海外から戻った日本人の話しで、よく聞く。 
 
 日本の夏は元々、ただでさえ 厳しい 。 それは、気温だけでは表わせない。 気温40度超あたりまで想定した、新たな指標を創るべきではないか。 そしてそれは、かつての 不快指数 のように、夏の天気予報 で常に伝えられるべきだ。  



 官僚機構と占領軍政府              [才蔵]


 明治維新により生まれた 官僚機構 は、軍部主導の官僚機構として、国を欧米の植民地化から守り 発展させたものの、太平洋戦争で国を滅ぼしかけた。 繰り返すが 軍部とは れっきとした海軍省と陸軍省という、官僚機構の一部であり。 また戦争の遂行にあたっては他の官僚機構、例えば当時 国営放送 であるNHKラジオをさん下に持っていた逓信(ていしん)省をはじめ、 全ての省庁が最大限の尽力をつくしていた。 成功体験に溺れやすく、国民を天皇目線で臣民と見る、明治憲法下での官僚機構の不気味な面が見える。 

 対米敗戦時、占領軍政府は官僚機構から軍部を切り取り、その他の官僚機構をそのまま温存し、これ幸いと配下におさめた。 それだけ我が日本の官僚機構は優秀だったという事だとも思う。 GHQによる占領統治はまれに見る成功を収めた。 しかしその後、米が日本のように自身の価値観で相手を屈服させその後もしかるべき国として復興させた例を知らない。 



サンダーバード構想              [才蔵]


 チリの鉱山事故は、一人残らず救出されたそうで。 大変よかったと思う。 世界中が注目し、NASA なども協力した生還劇だから、人類全体の喜びだ。 ある人が言うとおり、サンダーバード がいたらこんな時には、世界の注視の中すぐに駆けつけるだろう。 

 各国は、軍事費の一部を サンダーバード 構想 に当てて行くべきだ。 



注 :
「サンダーバード」 とは英国の人形劇で、NHK などにより日本でも放送された。 今の40代50代の人には、大変分かり易い話しだと思う。 今、人類社会が国の防衛費として費やしているものを、サンダーバードのようなものにして行けばいい、という趣旨の発言は、作家出身で県知事をつとめた政治家のものだったと記憶する。 



脅威としての北朝鮮          [才蔵]


 北朝鮮という国は、自立して生きていられない。 誰かが餌をやっているから、生きていられる。 中国がほとんど毎日、餌をやっているように見える。 韓国や日本、ソビエト転じてロシア。 そしてアメリカなんかも、たまに餌をやっている。 国益のみで動いているから、こういう事になる。 みな責任があると思う。 

 この醜怪な北朝鮮という 体制 を飼っているのは、我々が許してしまった 中国 という体制だ。 そしてそれが都合がよかった国や人々は、他にも居そうだ。 脅威がなくなって喜ぶ人ばかりでは、ないのだと思う。

 経済が貧しいからといって、それを馬鹿にするつもりは毛頭ない。 彼らの体制が、あまりにおかしなものだから言う。 
 これが、哲学者や思想家で。 その果実を分け隔てなく人に分け与えているのであれば、おひねり、おさい銭、布施、寄進という言い方になる。 しかしあの北朝鮮のやること、ありようなど見ていると。 動物園で飼うだの、餌だのという言い方にもなる。   


参照:
《 北朝鮮 》 
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2009-04-09

中国と北朝鮮 》 
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-11-23



タイガーマスク現象              [才蔵]


 児童養護施設に寄付が相次いでいるニュースを聞き、心暖まる思いだ。 子は社会で育てる。  虐待などで親元で暮らせなくなった子供。 彼らの事を思うたび、締めつけられるような思いに襲われる。 

 この子らをみるのは、公だ。 我々は公のあり方について、とことんこだわっている。 それが運営される為の、公金に。 とことん、こだわっている。  福祉予算があまりに大きくなり過ぎて、と聞くが。 薄く広く公金を集め、結果 大金となった予算は。 それらを扱う者と、その者達にひれ伏す輩によって無駄な予算に化けている。 しかし こんな直接の方法なら、そんな輩が出てくる余地もない。 

 物をあげなくても、いい。 電車で席を譲る。 目の不自由な人が歩いていたら、ちょっと気にして近くに居る、であるとか。 いくらでも、金がかからず 目の前の人に出来ることがあるのではないか。



停電計画の無いところに住む人々          [才蔵]


 人々のむさぼる生活を支えた東電。 原子力がなければこんなに困るだろうと、ノー・ニュークス(NO NUKES)などが盛り上がる前に布石を打っているようにも感じられる、計画停電。 

 TV でキャスターが 「どうかひとつ、ここは被災者の為に節電を。」 などと言っているのを聞くと、詭弁に聞こえてくる。 浅ましい買占めはやめた方が被災者の為になると思うが、節電は原発のせいだろう。 被災地域の人たちの苦労を思えば、これくらいの事は。 という、うるわしい精神につけ込んでるような、いやらしさまで臭う。

 この計画停電、どうやらそもそも東京23区のほとんどはグループ分け自体に入っていない。 ちょこちょこ変えているようだが、直近では荒川区、足立区、板橋区、練馬区などの一部が入っているだけで、他の大部分は計画エリアのどのグループを見ても入っていない。 TV のキャスターに、あなたの自宅はどのグループですか?と、問うてみたい。

 国の中枢は停電させるわけにはいかないから、と聞いた覚えはあるが。 世田谷や杉並も緊急地震対策本部並みに扱うとは、聞いていない。 停電の心配などそもそもない連中が、いまの日本を動かしている。 



注: ノー・ニュークス ( NO NUKES )
1979年のスリーマイル原発事故を受けて、アメリカで起きた反原発運動で、テーマソングであった John Hall による Power は、太陽光発電について言及したものと記憶している 。 米・西海岸の人たち、James Taylor、Jackson Browne、Carly Simon、The Doobie Brothers、CSN、ら中心に、非常にクオリティーの高いコンサートが行われた。




 震災義援金の行方              [才蔵]


 震災義援金について、ある部分どうしても拭い去れない疑問がある。 どこにどう使われているのかは、主催する側に委ねている。 税を始めとする公金とよく似た部分がある気がする。 薄く広く集めて、結果 巨額なものとなった金の使い道である。 

 義援金は何らかの Organization 格 が主体となっている。 集める名義が名義だけに、そうおかしな使い方をしているとは思わないが、どこにどう使ったか広く告知する義務はあるのではないか。 必要なところに直ちに届くことを、みな願っている。

 いくら集まりましただけで済む話とは思わない。 



重層的な帰属意識              [才蔵]


 先述のサンデル教授はその番組の最後のたたみかけで、人の帰属意識について語っていたように記憶する。 人は誰でも生まれた家族。 育った地域、国に帰属意識を持つ。 会社に入ればその会社に、公務員になれば官僚機構に帰属意識を持つ。 利害を一にする感覚と言ってもいいのではないか。 人ごとでは無くなる。 

 90年代初頭、知人のジャズギタリストと。 星空を観ながら、わが銀河系の恒星の数は何千億個か話した事がある。 その時、帰属意識の話になった。 地域、国、地球と、人類は重層的な帰属意識を持つようになるのではないかと、話した。 その先は我が銀河であり、宇宙そのものに行き着く。 さて現在、我々はどの段階なのだろうと。

 横の広がりの帰属意識が、重層的に縦にも重なっている。 生まれた育った地域に愛着を持ち、国を思い。 地球の裏側で起こった事にも、人ごとでないと言う感覚を持つ。 これらは同時に存在し、お互いを打消しはしない。 もし国益が、人類益、地球益に反する、そんな事が起こるなら、それはより大きな高いところへの帰属意識が優位であるべきだ。

 

友好国への、テロ              [才蔵]


 9・11 テロの首謀者と目される人物が殺された。 とんでもない人物が殺されたのだから、死刑のある国の人間として、しかるべきところに落ち着いたと安堵するのはよく分かる。 しかし、Wカップ優勝でもしたかのような喜びようには、正直 違和感を覚える。 泥棒にも三分の理、という。 テロにそもそも理の有るわけがないが。 なぜあんな人物が生まれたのか、我々はそこに関心を抱く。 一緒に、考えたい。 



たしなみを習い、祀る              [才蔵]


 太陽光なり水力なり地熱なり、自分のところの一部の電力を自らまかなえるミクロの発電を持つ事は、大人のたしなみになればいいと思う。 その足らざる部分を電力会社が補う。 

 中央集権的で地域独占の電力会社。 一方的に上流にある為の切り札が、原発とは。 その不始末をぬぐう為の方策が、電力料金値上げと増税とは。 日本を牛耳る化け物は、どこまで我々をおちょくれば気が済むのだろう。 

 名も無き我々が、たしなみを身に付けて。 化け物を退治したいものだ。 その化け物を、神様として祀り葬りたいものだ。 神社以外でこの世の中に存在してもらっては困ると、祀って神様にしてしまうのは、日本古来の知恵ではないか。 



おぼろげな記憶ながら              [才蔵]


 電気はためて置く事が出来ない。 発電したその場から、光速にも比べられる速度で送電され消える。 だからピークを捕捉できる発電量が求められ、原子力の必要性の根拠にもなったようだ。

 数年前だか、十年も前だか。 日別の電力需要量、もしくは発電量のグラフを見た記憶がある。 最大発電量だったのか、一日トータルの発電量か、需要量か、定かでなくまことに申し訳ないが。 左縦軸に電力量、右縦軸には水力、火力などの発電カテゴリーの割合が示してあり。 原子力は三割程で、右の一番下に割り当てられていた。 これだけ電力が必要なんだから、三割ももう提供している原子力が必要でない訳は無いでしょうと、回りくどいプロパガンダに見えた。 

 あれ? と思ったのは、夏場でも日によってかなりのばらつきがあり、ピークの数日か十日以外はワンランク違う低い電力消費であることだった。 そして、そのワンランクがちょうど30%位だったような記憶がある。 右軸の一番下にある原子力を一番上に持ってくれば、まさに猛暑の特異日の為に原子力発電が必要という事かと思った。
  
 さらにもし時間別の電力需要量のデーターを見れば、喧伝され巷間言われているとうり、夏の昼4時間くらいが特に高いらしいから、一年でも数十時間から百時間や二百時間程度を何とかすれば、今すぐにでも原発から日本は脱却できるのではないかと、かいま思った。  



もっとのたうちまわれ              [才蔵]


 古くは正力松太郎、今で言えば 渡邉恒雄であるとか。 非常に影響力のある財界人、この一角にネットの世界から 孫 正義 が食い込んでいるようだ。 大いにやってもらいたい。 彼の太陽光エネルギーに対する気持ちや、ここに来て各方面より出てくる発電と送電の分離議論。 また電気料金の値上げは いかがなものかというような論調も高まり、この日本を牛耳る得体の知れない化け物は、のたうちまわっている。 金が思い通りにならないと、経済で日本を牛耳ってきた化け物が。  



三月十一日以前のままの、永田町              [才蔵]


 今回の内閣不信任案騒動を被災地で見て、日本の政治は三月十一日以前のままで、これに非常な違和感を感じたと、現地取材をしていた報道キャスターが述べていた。 しかし三月十一日で変わったのは何も被災地に限った事ではない。 それこそメディアのおかげで、震災を境に日本人全体が変わって来ている。 多くの日本人にとって、あまりにも変わらない永田町は、理解できない。 自民・公明は言うに及ばず、民主党もみなおかしいのではないかと思ってしまう。 

 このごろ、政治家の笑い顔が好きでない。



 予算と仕事              [才蔵]


 放射線量の測定がきめ細かく行われるためには、予算が必要だと言う役人の声を聞いた。 これに限らず、公務員の世界では予算の無いところに仕事は無いのだと思う。 限られた予算で精一杯の国民のための働きをし、それが評価の基準になるようなあるべき行政機構の出世と、現在の官僚機構の出世とが違い過ぎるのだと思う。 

 これは法で御するしかないのではないか。 だから立法府、国会、政権に我々は期待したのだ。 問われているのは事業の必要性ではなく、その事業をその程度に成すのに、それだけの予算が必要なのかと言う、予算額の必要性、なのだと思う。 消費増税、電力料金値上げで決着をつけようというのは、あまりにおかしい。 



 暑さにも、耐え              [才蔵]


 ディフェンディング・チャンピオンは、常に有利だ。 だから、ここまで耐えなければならないのか?といった事も受け入れてこその、民主主義の原理運動だ。 耐えて見せてこそ、話が始まるだろう。 原子力に執着し、官僚機構をうまく操り、政治家を躍らせ、マスコミを利用して、国を牛耳る。 この化け物とあい対するには、この夏を立派に乗り切って見せる事だ。 



古賀茂明氏と 大腸癌              [才蔵]


 まず拙項、《 古賀茂明 、霞ヶ関 退職http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-26-1 にて 何ヶ月も前に早合点し霞ヶ関退職と記した事、お詫びしておきたい。 退職後は充実した日々を送ってらっしゃるようで、喜ばしい限りだ。 
 TVにて公言、公認されているのだから、触れていい事と思うが。 彼は、大腸がんを患い復帰している。 評論家の鳥越氏と共演の際、お互い大腸がんを患い同じ病院 同じ先生で治療を受けたと認めていた。 死を覚悟する経験で、ある意味。 恐いものが無くなった。 そう話していたように記憶する。 

 自分が生きているという事が、どれだけ不思議な事なのか。 生きているというのは、そもそも おこがましく。 我々はこの世を運営していく為、天によって生かされている。 天の声が、古賀さんの命をつないでいる。 
 民主主義の原理運動、国という Organization 格 における公の問題。 税、公金の扱われ方についての問題は。 この古賀氏をとことん使いこなして、改革して行きたい。 まず、霞ヶ関だ。 


追記:
歳が同じでありまた、友人が最近 同じ病気で、しかも彼と同じ病院にかかって苦闘した経験から。 彼には、勝手に特別な感じを抱いている。

2015.7.15
大腸がんから肝臓、肺、脳と転移を繰り返した我が友人は昨年(2014)12月、苦闘のかいもなく、60代前半で他界した。 どうか彼の分も、 古賀さんには存分に戦って欲しい。 
 

 原発を廃止する              [才蔵]


 メルトダウン、メルトスルー  水素爆発に、ベント  炉心冷却やら、シーベルト に ベクレル   よく日本人は短い間にこれだけ勉強したものだ、と思う。

 福島原発事故以来、我々日本人は、原子力について学び。 いかにこれが 不遜な文明であるか、多くの者が認識した。 廃棄物については、これまた自然の力である半減期だけに頼った、まことにお粗末な自然に対する礼儀作法だ。 日本人は、究極の生もの 電気 を 無自覚にむさぼっていた生活を見直した。  
 
 原子力をエネルギーとして求めない。 ポスト近代の、日本の文化だ。 



炭鉱で、防毒マスクもつけられず カナリアは          [才蔵]


 そんな目にあっている諸君、心からの応援をお送りしたい。 筋目を通そうとすれば、世の中。 容易では、なかろう。 三K、 結構。 心を折りに来るような、見えない世間。 あなた方を使い捨てる世の中が、あってはならない。 この世を動かす、仕事というやつで。 組織と、組織にいいように操られる。 そんな組織の理屈で出世したお偉い人たちの、言いなりになっては ならない。 あなた方はもっと認められるべきなのだ。 



体 が 楽              [才蔵]


文化の日 2012.2.22
http://bunkanohi.blog.so-net.ne.jp/  より

 体が楽になる、という事に。 あまりにこだわり過ぎている。 この現実界は、物質界であり。 重いものを持ったり、それを運んだり。 そんな 労役に満ちている。 
 これが、近代科学テクノロジーの革命。 産業革命によって、機械に置き換わる。  それでもさらに Organization 格、組織は繁栄だけを追い求め。 今日がある。 

 それにもろ手をあげて賛成し、高級ジムで汗をかいている人々に申し上げる。 

 いっさいの労役に関わらない 王侯貴族 をどれだけ作るかが近代であるならば、そんな近代は終わりにした方が いいだろう。



参照:
≪ 大なり小なり、 貴族 。 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-07-30


気分の良さと、幸せ。 うつ病。          [才蔵]


 日本で年間三万人いるという自殺の無視できない原因が、うつ病であるという。 最近、日本人の平均寿命が僅かに下がり。 そこには、年齢と性別で見た場合。 二十代の女性の自殺率が上がった事が大きい、とも聞く。 あなたたちはこの日本を、その美意識で変えていく旗頭である。 

 うつ病は 心の風邪 とも言われ、精神疾患では最も多くの患者を抱える。 なまけ病 などと言われていた時代と比べ、いい時代になったものだとも思う。 症状が社会的に無視できなくなって病名が付き、良くなった時代がその診断範囲を広げる。 太平洋戦争当時、日本にうつ病患者がどれだけいたか知りたいものだ。 

 1980 年前後に、深い話の出来る友人がいた。 彼に 「 幸せ が増えないのなら、 不幸せ を存分にこうむるしかないのではないか。 」 と問うた。 アイスクリームを食べた後にコーラを飲めば、ぬるく感じ 甘さをあまり感じない。 絶対と相対で言えば、相対的にしか物事をとらえられない人の感覚をよく理解したうえで、認めてくれた。 

 かつての自動録音調整機能のマイク内臓ラジカセでライブ演奏など録音した経験のある人なら、リミッター( limiter )の働きを覚えているだろう。 静かなイントロからドラムが入ると、瞬間 音が消える。 自動の電子回路が、あわてて入力( input )のつまみを下げたのだ。 これと同じ事が、人の心の中で日々これ刻々、起こっている。 

 経済が牛耳る、近代科学テクノロジーに支えられた、この現代。 「気分の良さ」 と 「幸せ」 が混同されている事に、問題があるのではないか。


子育てママのブルース              [才蔵]


 世の中は 現業 に満ちている。 重力の中で暮らし、その中で 物 によって生活しているのだから、当然 この世の中は 労役 に満ちている。 

 人類の発展は、世帯つまり家庭が分担を決めていたその父親的な部分を Organization 格 、企業体、法人にとって代わらせ。 父親は Organization 格 の奴隷となる。 

 Organization 格 は この世の存在であるために、必ず 現業 部門を持つ。 しかし近代科学テクノロジーと資本主義は、クリックひとつが現業という法人格までを不気味に作り出した。 経済活動の現業現場からどれだけ遠ざかるかが、人の出世と組織の成長の証というのは おかしい。

 人が生きていくためには世帯の運営というのが不可欠で、子育ても含め女性、母親のすべきことは現業そのものだ。 ここがあまり変わらない。 子育てママのブルースは、世の中の現場を軽んずるブルースと同根ではないか。  


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