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重層的な帰属意識              [才蔵]


 先述のサンデル教授はその番組の最後のたたみかけで、人の帰属意識について語っていたように記憶する。 人は誰でも生まれた家族。 育った地域、国に帰属意識を持つ。 会社に入ればその会社に、公務員になれば官僚機構に帰属意識を持つ。 利害を一にする感覚と言ってもいいのではないか。 人ごとでは無くなる。 

 90年代初頭、知人のジャズギタリストと。 星空を観ながら、わが銀河系の恒星の数は何千億個か話した事がある。 その時、帰属意識の話になった。 地域、国、地球と、人類は重層的な帰属意識を持つようになるのではないかと、話した。 その先は我が銀河であり、宇宙そのものに行き着く。 さて現在、我々はどの段階なのだろうと。

 横の広がりの帰属意識が、重層的に縦にも重なっている。 生まれた育った地域に愛着を持ち、国を思い。 地球の裏側で起こった事にも、人ごとでないと言う感覚を持つ。 これらは同時に存在し、お互いを打消しはしない。 もし国益が、人類益、地球益に反する、そんな事が起こるなら、それはより大きな高いところへの帰属意識が優位であるべきだ。

 

 超伝導電池              [文化の日]


 80年代後半、常温核融合と高温超伝導が話題になった。 自動車用のバッテリーのような装置で、非常にゆっくりとした核融合反応によってエネルギーを取り出す。 これが、常温核融合。 これはこの後、あやしげな話として葬られている。 

 記憶ではセラミック技術の進歩と合わせて、それまでの常識を破る高温で超伝導になる物質が出来た、これが 高温超伝導 。 液体窒素など使わなくても、ひょっとしたら近い将来、冷凍庫ぐらいの低温で超伝導ボックスが出来るのではないかという話だ。 

 この二つがもたらされれば エネルギー問題は解決すると、当時 思った。 いまはアメリカに居るブルースロックギタリスト、彼はその話に身を乗り出していたのを思い出す。 超伝導ボックスは一度電気を流せば無抵抗で永遠に損なわれず回り続ける、つまり理想の電池、そう聞いていたからだ。 



注釈: 高温超伝導
ある物質は、この世の最低温度である 絶対零度 ( -273℃ )に近くなると超伝導という現象を起こす。 これは電気抵抗がゼロになるという事で、この現象がかなり高温で得られるような人工素材が80年代から開発されたが、いまだに-100℃ を上回るものは出ていない。



友好国への、テロ              [才蔵]


 9・11 テロの首謀者と目される人物が殺された。 とんでもない人物が殺されたのだから、死刑のある国の人間として、しかるべきところに落ち着いたと安堵するのはよく分かる。 しかし、Wカップ優勝でもしたかのような喜びようには、正直 違和感を覚える。 泥棒にも三分の理、という。 テロにそもそも理の有るわけがないが。 なぜあんな人物が生まれたのか、我々はそこに関心を抱く。 一緒に、考えたい。 



スポーツ選手のカメラ目線              [近藤 武]


 スポーツ選手が、カメラ目線を見せるようになったころ。 いつ頃かはっきりしないが、かなりの望遠と思われるグランド、フィールド、リングから、彼らははっきりとカメラに向かって目線を送ってくるようになった。 かつては無かった事だと思う。 意識、しているのだ。

 芸能人、というのがある。 日本独特の、出世のあり方だ。 カテゴリーチャンピオンが、無差別級のチャンピオンになるような、このおかしさについてはまた別項にするとして。 よく分からないこの職業を もし一言であらわすなら、テレビに出る人、という事かと思う。 この意味で、有名人カテゴリーの 長島、王も同様であるし、アナウンサーでも同様の事になる。 

 つまりは放送にのる時間とその視聴率との積、がポイントだ。 最終的に人々の心にどれだけ存在感があるのかが勝負になるが、出たら勝ちの部分があるのかと思う。 それに個人のキャラクター、言動の部分が加わって。 大物芸能人などというのは、人が Organization 格 に成り上がったものに見える。 

 80年代、もう一つ アイドルブーム というのがあった。 一応、歌ということで出てくるわけだが。 中にはひどいものもあり、ついには登竜門としてグラビアアイドルだ。 芸能界と言うのは、ここあたりから変容したように思う。 やがてスポーツ選手が引退後、芸能人を目指すようになった。 仕事として、美味しいんだろう。 そして現役時の実績に、必ずしも合わない上がりかたが見られるようになったと思う。 どうも試合中のカメラ目線が、あまり好きでない。
    



中性子線の利用              [文化の日]


 放射線の利用できる所は、非破壊の内部・画像診断。 その他、少々。 放射能は、透過力と破壊力が共存する。 原爆や原子炉で起こっている、連鎖・核分裂反応。 今で言う 臨界 は、中性子線でもたらされる。 放射線の利用でいけば、中性子線が まずいのではないか、と思う。 アルファ、ベータ 、ガンマ、エックス など分けられるが、透過力での五段階評価ぐらいになればいい。 その中で最強の中性子線が、まずい。 と言う事では、ないのか。  


 

浜岡原発運転停止要請、評価せざるを得ない?


 評価できると、言わざるを得ない。 今晩の地上波TVでの、有名キャスターの発言だ。 中部電力の浜岡原発について、政府から運転停止要請が出された事についての、コメントである。 評価できる、の対にあるものは何だ? 評価しがたい、か?

 評価も何も、当たり前の事だろう。 原発は停止、廃止して行くべきだが、その中でも一番に廃止すべきは 浜岡原発 らしいではないか。 その運転停止要請を、評価できると言わざるを得ない、とは。 どこを向いて放送されているのか、個人的に聞いてみたい。 本当に恐ろしいのは、名も無き市井の人々なのだと、まだお分かりでなければお話ししたい。 いったい何を怖がっているのか? 



地域独占の、おかみ          [おかしな帝王学]


 十の電力会社が、日本の電力供給を行っているらしい。 奇しくも、メディアの問題で気にかかる キー局 の数に近い。 こういうのを 寡占 と言うのだろう。 日本には各分野でこの一桁内の数社、と言う例が見られるように思う。 車しかり、家電しかり。 

 しかし、電気やガスが違うのは、地域では「独占」という事だ。 おかみマター、である。 電気、ガス、旧国鉄、旧専売公社系。 これらみな問題を抱えていて不思議はないと思っていたが、電気はとりわけ原子力を巻き込んで、特異な問題を我々に突きつけている。 例えば原子力村、ここにどれだけ深く入っても、やり過ぎと言う事はない。 



得体の知れない、化け物              [おかしな帝王学]


 中部電力が、政府からの浜岡原発運転停止要請について、結論持ち越しだという。 いま彼らがおもんばかっている連中こそが、原発事故に際して責任を負うべき連中だ。 電力会社自体の経済的理由もあるが、それにとどまらない。 株主、金融機関、原発を作り続けた政治。 そして原子力・電力行政官僚、御用学者、金を受け取っていた地方行政にも、責任がある。 これらがこんなきっかけにしろ、日本社会の中であぶり出されて来ることは、決して悪いことではない。 

 日本の根底で化けもののように巣食う、得体の知れない不気味なものが、のたうっているように感じる。 政権交代前、郵政復党あたりからたまに照らされていたが、ここにきてちらちらとその背中が見えてきたような気もする。 その不気味なものは、民主党を飼いならし、震災後はさっそくに増税と電気料金の値上げを刷り込む。 針の隙もあれば、そこから割って逃げおおせようという。 まことに狡猾な化け物である。 


   

テレビ、スピーカー、電池。              [文化の日]


 
 最後の真空管、ブラウン管のテレビも液晶の登場で、壁掛けと言えるまでの薄さになった。 昭和40年代初頭、1960年代後半。 スピーカーと並んで口径と同じ位の奥行きを必要とする、テレビだった。 スピーカーは、携帯機器に見られるような音の良さはもたらされたが、ちゃんとしたスピーカーの音には到底かなわない。 さて、電池だ。

 テレビやスピーカーより、電池だ。 これが、進んでいるようには見えない。 電池と言わず、蓄電できるシステムでもいい。 水道システムでいう貯水タンクらしきものも、電気には無い。 光速に近い速度で流れ、消えてしまう。 ますます電気に依存するこの社会で、中央集権的に発電し分配する。 それは美味しい仕事なんだろうと、思う。 蓄電もなく、太陽光などのミクロの発電を踏み潰すような行為が出来るらしいから。 




ポピュリズム              [民主主義の原理運動]


 
 政権は、誰でもいいのだ。 それは、我々の将棋の駒であるからだ。 こちらの思惑通りに、動かせばよい。 ポピュリズムがこれまでどうしようもなかったのは、我々の要求のそもそもの卑しさと、耳目の延長であるメディアの問題がある。 人々の民度が向上し、メディアがそれを支えれば。 ポピュリズムに何の瑕疵もない。

 角は真横の敵を倒せず、しかし斜めにはどこまでも攻め倒す。 飛車は縦に強く、斜めに弱い。 桂馬は変なところの敵を倒す。 盤面を観ながらそれらを指している、我々。 これが民主主義の原理運動の、もうひとつのイメージだ。  




 中世のパラダイム              [文化の日]


 堺屋太一氏が、知価革命の中で述べていた記憶があるが。 中世とは宗教が牛耳る、封建制度の時代だったと。 近世、近代に入り。 資本主義が勝利した今。 その代わりは何だと考えれば、金と肩書きに行き着くような気がする。 

 金、すなわち経済は、では中世はどうであったのかと言えば、もちろん大きな力を持っていただろう。 金、経済とは、人間の痛いところを突いてくるこの世の魔であって、金が生まれてこのかた、トップあたりから外れたことはないはずだ。 中世では宗教がこれに対抗しうるパラダイムだったが、いま対抗しうるものが無く。 経済とそれに連動する肩書きのパラダイムが、世界を牛耳ろうとしている。

 ポスト近代は、哲学を競いたい。 経済至上主義を、御するべし。 




東電、存続ありき              [懲戒免職]


 いつの間にか、水棺が冠水に摩り替わった 福島の一号機。 どうやら原子炉そのものに水漏れがあり、燃料棒は全体露出の後に溶けて下にたまっているらしい事が明らかになった。 専門家は昨日になって、一時異常な高温(400℃ ほど)になった事があったのでこの事態は予想していたと言う。 その外側の格納容器にも漏れがあるようで、そこにも水はほとんど溜まっていないらしい。 これまでも大量の注水にもかかわらず水位が上がらず、それについて水位計の故障だとかなんだとか都合のいい見立てをアナウンスしていなかったか。 どうも戦時中の軍部官僚を思い出してしまう。 

 このていたらく、汚染水の流出などについては想像力を最小限に抑え、根拠のない楽観論にぎりぎりまでへばりつく。 この連中が、賠償はじめとする損失の穴埋めに電力料金の値上げを、当たり前のように言い出した。 やや世論に押し返された感もあるが、ある程度の値上げは仕方がないと丸め込まれそうだ。 簡単にこんな事を許していいのか。

 素人はこれだから困る、と言わんばかりの株屋さんの意見を聞いた。 要は東電に何かあっては、みな困るんだと言っている。 混乱を進んで求めるものではないが、これだけの事をやらかした東京電力を何故、是が非でも存続させなければならないのか、そこがよく分からない。 解体でも、分離でも、分解でもすればいいのではないか。 むしろ今のままの東電という、Organization 格 が残る方が奇妙な事ではないのか。 




たしなみを習い、祀る              [才蔵]


 太陽光なり水力なり地熱なり、自分のところの一部の電力を自らまかなえるミクロの発電を持つ事は、大人のたしなみになればいいと思う。 その足らざる部分を電力会社が補う。 

 中央集権的で地域独占の電力会社。 一方的に上流にある為の切り札が、原発とは。 その不始末をぬぐう為の方策が、電力料金値上げと増税とは。 日本を牛耳る化け物は、どこまで我々をおちょくれば気が済むのだろう。 

 名も無き我々が、たしなみを身に付けて。 化け物を退治したいものだ。 その化け物を、神様として祀り葬りたいものだ。 神社以外でこの世の中に存在してもらっては困ると、祀って神様にしてしまうのは、日本古来の知恵ではないか。 



御前崎に縁のある研究者              [箱根アフロディーテ]


 研究者である友人と会った。 興味深く我が意を強くする話に感謝する。 御前崎では、原発以降。 大きなビジネスはやってくれるなという圧力があったらしい。 いざという時の、保障を考えてのことのようだ。 一方、原発の関係に仕事を持つ人間は重く扱われ、よい嫁入り先だったりするという。 地域における、仕事の独占と聞こえた。 

 福島は放射能が飛び交って、着の身着のままで出て行かざるをえなかったのだから、たとえ親族が原発に勤めていてももうかんべんという気持ちが強いだろうが。 御前崎の浜岡は、平時に止められるのだから、その雇用の問題が前に出てくる。 県より下の、市長は渋い顔だ。 自治体には原発の見返りの金が落ちていたようだから、なお更だろう。 

 彼は研究者として、御用学者を批判していた。 現在は、科学の発展段階として基礎よりは応用の段階であること。 それは、経済産業により近く。 札束を目の前にする機会が多くなっている事を指摘すると、大きくうなずいていた。 熊取六人衆の話をした。 




 見上げた 官僚 #2              [友人への手紙]


 今日、古賀茂明という現役官僚が、自然・再生可能エネルギーの発展を電力会社がいかに妨害してきたかを語っていました。 彼は、経産省の現役キャリアでありながら官僚機構にとっては不利な発言をしたおかげで、官房付という閑職に追いやられ、かなりの月日になります。 人事で、彼は役人を辞めるかどうかのところまで追い込まれています。 

 彼自身の強さと、市井の人々が彼を見つめる視線で、彼は踏みとどまっているようです。 昨日お話した、出世をしてない官僚に期待する、モデルになるような人物かと思っています。 何が何でもこうして行きたいと、国民が腹をくくれば。 どうにでも変わりうると、あおられている様に感じました。 自然環境とも調和する文明を、まるで粘菌のように日本人がまとまってまっすぐ目指したら、どんなに誇らしいことかと思います。


                     May 15th , 2011




おぼろげな記憶ながら              [才蔵]


 電気はためて置く事が出来ない。 発電したその場から、光速にも比べられる速度で送電され消える。 だからピークを捕捉できる発電量が求められ、原子力の必要性の根拠にもなったようだ。

 数年前だか、十年も前だか。 日別の電力需要量、もしくは発電量のグラフを見た記憶がある。 最大発電量だったのか、一日トータルの発電量か、需要量か、定かでなくまことに申し訳ないが。 左縦軸に電力量、右縦軸には水力、火力などの発電カテゴリーの割合が示してあり。 原子力は三割程で、右の一番下に割り当てられていた。 これだけ電力が必要なんだから、三割ももう提供している原子力が必要でない訳は無いでしょうと、回りくどいプロパガンダに見えた。 

 あれ? と思ったのは、夏場でも日によってかなりのばらつきがあり、ピークの数日か十日以外はワンランク違う低い電力消費であることだった。 そして、そのワンランクがちょうど30%位だったような記憶がある。 右軸の一番下にある原子力を一番上に持ってくれば、まさに猛暑の特異日の為に原子力発電が必要という事かと思った。
  
 さらにもし時間別の電力需要量のデーターを見れば、喧伝され巷間言われているとうり、夏の昼4時間くらいが特に高いらしいから、一年でも数十時間から百時間や二百時間程度を何とかすれば、今すぐにでも原発から日本は脱却できるのではないかと、かいま思った。  



エネルギーに、いやしい              [箱根アフロディーテ]


 鉄腕アトムやウランちゃんを隊員とするサンダーバードがいたら、福島に真っ先に駆けつけてなんとかするだろう。 前述の通り、鉄腕アトムは原子力をエネルギーとするロボットだ。 原子力と人工頭脳による、人のようなロボット。 この夢のような未来は、原子力だけがいびつな形で突出した現実となってもたらされた。 エネルギーを貪る、あくなき欲求に慄然とさせられる。 人間は、いやしくないか。 


参照:
《 鉄腕アトムとウランちゃん 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-13
《 サンダーバード構想 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-14



知恵と工夫と、哲学              [苔の生すまで]



 日本は現代の黒曜石を、貿易する。 現代の黒曜石は、日本プロダクツである。 知恵と工夫、かくあるべしという哲学によって、なんの変哲もない物質が、とんでもなく価値のあるものになる。 日本イリュージョン。 これが世界を救うなら、この上ない。


参照: 黒曜石について
《 必要な 貿易 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-24



将棋の駒              [おかしな帝王学]


 率直に言って、菅総理には見切りがついている。 就任後、消費増税の御用学者のような人物をメディアでしゃべらせて。 増税は景気が良くなるのだ、とまで結論付けていた。 財務大臣の間に何かあったのか? マニフェストにあったはずの「国家公務員給与の二割カット」の前に、消費税を言い出すとは。

 もちろん、二割カットにとどまってはならない。 徹底的に「公マター」を正していく。 March 11th, 以来。 外圧も外圧、天からの外圧によって政治の世界もすでに変容している。 我々の自覚によって、政治家を将棋の駒のように動かせばいい。 意のままにならなければ、やはり代わってもらうしかない。 まずは 第二次補正予算の財源として、公務員給与の何割をまわすのか?  



白を求める、いのち。              [文化の日]


  現実はいつも、真っ白でもなければ 真っ黒でもない。 
  グレーである事に変わりはない。 
  ただし、より白を求めるのか、しょうがないで済ますのかには、
  想像の及ばない 違いがある。




もっとのたうちまわれ              [才蔵]


 古くは正力松太郎、今で言えば 渡邉恒雄であるとか。 非常に影響力のある財界人、この一角にネットの世界から 孫 正義 が食い込んでいるようだ。 大いにやってもらいたい。 彼の太陽光エネルギーに対する気持ちや、ここに来て各方面より出てくる発電と送電の分離議論。 また電気料金の値上げは いかがなものかというような論調も高まり、この日本を牛耳る得体の知れない化け物は、のたうちまわっている。 金が思い通りにならないと、経済で日本を牛耳ってきた化け物が。  



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